さっきぃの休息所

大学生になり、今までの生活が一変する中で、自分が感じたことや悩んだこと、経験したことなどを綴っていきます。

大学院生の就活日誌#2 ~結局企業選びは何が大事なん!?~

お早い更新です、我ながらさすがです。

 

今日は志望度の高いA社のお話を伺ったことをきっかけに、企業選びには何が大事なのかを考えていきます。

 

A社から防災研にこられている教授がいるらしい

 私の就活の軸として、「弱土木・反土木」というスローガンを掲げています。つまり、土木土木した企業への就職は避けるというのが方針です。そこで以前、「弱土木の企業はどこがあるか」について、当研究室の教授にお話を伺いました。その際挙げていただいた企業・業界は様々なのですが、その中にA社が含まれていました。

 どうやら教授によると、防災研究所にその会社からの出張講座があり、そこの先生を紹介してくださるとのことでした。もともと興味がある企業でしたので、この機会にお話を伺いにいきました。

 

1時間強に及ぶ面談

 教授は温和な方で、まず軽く企業のことを紹介してくださった後、一時間ほど私の質問に親身に答えてくださりました。その中で得られたことを軽くまとめます。

  • フレックス制で、コアタイムにいればよい。労働は7時間勤務。
  • 上司に「これをやれ」と強く言われることはなく、成果を出していればよいという感じ。かなり個人に任されている。
  • 業界の性質上かなり今後伸びそうな気がしていたが、私が思い描いていたようなことはなかなか難しいらしい
  • 資格取得や学位取得等のサポートはあるらしい。

総合的に、「あなたの感じにはかなりあっているとおもう」とおっしゃっていただきましたし、私自身もそんな気はしています。すごく良い企業ではないかなと思えました。

 

ただし、懸念も…

 労働環境としては、聞く限りかなり健やかだなと感じます。ただ、ここで二つの懸念が生まれました。

  • 初手の企業として、ここまでホワイトな企業に入っていいのか?自分に甘い選択をしてるのでは?
  • 年収がほかの京大生が行くようなところに比べて低い(気がする)ので、長期的にいろいろと嫌になるのではないか

 前者については、私の今までの選択を振り返ったときに生まれた懸念です。思えば、私は何かと「自分が少し背伸びしないといけないところ」に進んでいた気がします。高校の文化祭の企画委員や中学の生徒会副会長にしても、「誰かがやって、自分がやっていない」という状態がなんとも嫌で、それを避けるためにやってきていたという経緯があります。ハーバードの研修だってそうですね。英語は嫌いで苦手でしたが、誰かが行っている中自分はその体験ができないのが嫌でした。ただ参加することで、優越感が得られ、ストレスの先にポジティブな感情が生まれていることも確かです。これは「負けず嫌い」と表現するべきなのか「自己顕示欲が高い」と表現するべきなのかはわかりませんが、この形容しがたい思いが私をA社に進むことを妨げています。

 後者についても、同様のマインドが原因です。皆がほかの名の知れた大企業に行き高い年収を獲得していく中、「私はそのポテンシャルがあるのにチャレンジをしなかったせいで遅れを取っている」という気持ちになるのではないかという懸念があります。

 

この性格をふまえた企業選び

 ここで見えてくるのは企業選びに関する対立構造です。

 

ホワイトで入社時のストレスも少ないが、お金が比較的少ない。

VS

ある程度入社時のストレスは多いが、お金は比較的多い

 

 結局この対立は、就職先を決めるその瞬間まで迷っていくと思います。

 ただ、入社時のストレスに関しては就活していくならある程度付きまとうので、結局後者になる気もしています。

 企業ごとにこの対立のどの辺に位置しているのかというのは異なってきます。しかも、0と100ではなく、グラデーションがあるでしょう。今後企業のお話を聞く際は、この軸のどこに位置しているかを考えていこうと思います。

 

 

大事な軸は社会人になってみないとわからない

 結局働きやすさというのは、人間関係や勤務地、勤務内容など、入社してからでしかわからないことにも大きく依存します。また、自分が入社してどう感じるかも、当然入社してからしかわかりません。なので、就活で思いつめたり、インターンに参加しまくってどの会社がベストか見極めるというのもあまり意味がないのかなと考えてます。異論は認めます。

 

まあ、結局何が言いたいかというと、

 

働きたくない!!