さっきぃの休息所

大学生になり、今までの生活が一変する中で、自分が感じたことや悩んだこと、経験したことなどを綴っていきます。

シンガポール国際学会記~英語力0でも愛想で乗り切った話~【第2話】

【2-1】二日目の始まり(発表まであと一日)

 二日目が始まりました。ツインルームなので起床時刻は同部屋の先輩に合わせていましたが、特にストレスはなかったです。確か八時半か九時かに起床しました。

 

 この日の予定で決まっていたことは、「会場を視察すること」「会場で登録を済ませること(三時~五時の間)」「夕食をこの日に合流する先生ととること」だけでした。つまり、原稿を何も覚えてない状態で、準備にどれほど時間がかかるかもわからない中、原稿準備以外の予定が盛りだくさんという状況でした。

 

 一応同じ部屋の先輩も発表の日がかぶっていたので、「どっかで発表の準備したいですねぇ」とやんわり言っていたのですが、具体的にどこで何時間できるのかわからず、朝から不安でいっぱいでした。

 

 会場視察は徒歩で向かいました。京都ほど暑くありませんでしたが、湿度が高いため不快感はそれ以上でした。

 

 

【2-2】会場視察終了→朝飯→ホテルで缶詰め

 会場視察は意外とあっさり済みました。というのも、まだ設営段階で、入ったりできるところがなかったからです。

 

 その後、「Ya Kun Kaya Toast」というところで朝食をとりました。後から知ったのですが、先生曰くシンガポールにしかないのでオススメとのこと。

 余談ですが、ここで現地のおっちゃんに絡まれてインスタとフェイスブックを交換し、いろんな話をした後、「観光地に車で連れてってあげるよ」という約束をしましたが、怖すぎたので色々理由をつけて後日断りました。車は怖すぎますって。先輩がいてよかった。

これがAセット。何が挟んであるかはあんまりわかりませんでしたが、まあまあおいしかったです。卵は卵でした。

 

 その後は一度戻ってホテルで作業タイムに入りました。この時間、今振り返ると3時間ぐらいなのですが、非常に集中できまして、とてもいい時間でした。この時間でほぼ、原稿の修正や暗記ができたという感じです。先輩も「めちゃくちゃ集中できた」とご満悦でした。よかったです。

 ただ一点課題だったのは、どう修正しても15分を超えてしまうところでした。言いよどみやフリーズしてしまうことろが多いのが原因です。最終的に練習や原稿の修正でカバーしましたが、この段階ではまだそれが不完全でした。

 先輩はここには映っていないデスクで、僕は手前のベッドで作業しました。まじで今年一の集中叩き出しました。「ホテル缶詰+誰かが同じ空間で作業している」という環境が良かったのでしょうか。今後に生かせそうです。

 

 

【2-3】遅めの昼食は大ギャンブル

 さて、三時頃になり、登録のためにもう一度会場へ向かうのですが、その前に遅めの昼食をとろうという話になりました。そこで立ち寄ったところが、地元民が利用するフードコートのような空間でした。

 

 シンガポールの町並みはおおむね非常にきれいなのですが、ここはザ・東南アジアといった汚さで、正直発表前に利用するには気が引ける場所でした。

 魚のスープの店に決めたのですが、並んでいる途中、床に置かれた汚水(多分消毒液)の入ったバケツから大量の皿が取り出され、床の上のどろっどろのタオルの上に置かれるというところを見てしまいました。

 味自体は悪くなかったのですが、これを見てしまったので、全然のどを通らなかったです。


【2-4】登録のためにもう一度会場へ→観光!?

 登録を済ませ、参加証を受け取り、このあとホテルへ帰るのかなと思いましたが、先輩は「このままマーライオンを見に行く」とのことでした。僕もめちゃくちゃ迷ったのですが、これからほぼ行動を共にする先輩がこのタイミングでマーライオンを見に行くということは、他のタイミングではもう訪れないということになります。ホテルに戻って準備をしたい気持ちをぐっとこらえ、先輩についていきました。

 

 あとから聞いたんですが、マーライオンってがっかりスポットらしいですね。ただ僕は「はぇーデケェー!」ってなったので純な心の持ち主なのかもしれません。

 札幌時計台に比べたら、これぐらい全然がっかりじゃないですよ…

 

【2-5】夕食後、最後の追い込み

 夕食は特に何のイベントもなく終了しました。ただ一人40ドルは高いです…割り勘なのかよ…

 

 何はともあれ、無事ホテルに戻って、最後の追い込みにとりかかりました。同居人の先輩にも「準備をしたい」と伝え、快諾していただけたのがよかったです。先輩が寝たいのに自分が起きて勉強するわけにはいかないのでね…

 

 心底思ったのですが、先輩が同日発表でほんとによかったなとおもいます。そうじゃないと色々大変だったと思うので…

 

 0時ぐらいまで作業した気がします。10分におさめるために何度も修正・反復しました。

 

【おわりに】

 この日にも強く思ったのですが、自分は「この時間に自分が何をやっているかわからない」という状態がかなり嫌だということに気づきました。きっちり予定を決めておく必要はないのですが、この日はこれとこれを何時ごろにするというのが決まっていた方が、準備の時に安心だったなと思います。

 僕がM2になったら、もっとそういったことを先生などにはっきり聞きやすくなると思うので、以後は事前に調べていきたいと思います。

 

 次回はいよいよ発表編です!