さっきぃの休息所

大学生になり、今までの生活が一変する中で、自分が感じたことや悩んだこと、経験したことなどを綴っていきます。

”まとめ力”の向上

 こんにちは、最近食べ過ぎて困ってます。秋はおいしいものが多いですね!

 

 さて、今回は、「まとめ力の向上」と銘打って記事を書いています。

 これは、「メモの魔力」というSHOWROOMの前田さんの本を読んで、プラスになったことを書く記事です。と、その前に、皆さんが思う「まとめ力」と自分が思う「まとめ力」が違うかもしれないので、先に書いておきます。

 

 自分自身、「まとめ」とは切っても切れない関係にありました。小学校高学年の担任の先生が、「まとめノート」という名前で授業内容をまとめさせる宿題を課すようになってから、「まとめ」が好きになりました。特に高校3年の時は、まとめノートを作りまくり、京大合格にこぎつけました。自分にとって、「まとめノート」は欠かせない存在です。

 一方で、受験の際、「自己分析と計画づくり」に力を注いでいました。自分が今どこにいるのかを正確に把握し、どういうペースで勉強を進めれば合格するのか、頻繁に、かつ時間をかけて分析しました。その結果が報われ、自分のやっていたことが間違っていなかったのだという自信がついたので、今後の歩みにも生きてくると思います。

 

 自分が思う「まとめ力」とは、2つから成り立っていると考えています。「情報整理力」と「現状分析力」です。一つずつお話していきます。

 前者は、いわゆる「まとめ力」です。言い換えると、様々なところに転がっている、同ジャンルで別の情報を、いかに一点に集約し、整理できるかです。正直な話、この能力は誰にでも備わっていると思います。しかし、自分が人よりもこの能力にたけている(ちょっと自信過剰すぎですが。。。笑)と感じている理由は、「行動に移す」点です。要するに、「能力はあっても実際にまとめるに至らない」人たちがたくさんいるということです。これからの時代、この能力は欠かせないものとなります。インターネットが普及しつくし、情報過多の時代になりました。そんな中で、何が必要な情報なのか、何が正しい情報なのか、何が有用な情報なのか、これを見分け、適切に摂取していく能力が必要になります。「情報整理力」は、こういった時代を渡る一助になるのではないかと思っています。 

 

 そして、後者。今回はこれについて書きたく、筆を執りました。「現状分析力」です。ようやく「メモの魔力」の話になります笑

 この本を手に取った理由は「自分はいったいどういう道を進めばいいのか」のヒントが欲しかったからです。結論から言いますと、「まだまだ自己分析が浅かった」と言わざるをえません。これを読んだ方は、この感想を聞いて、「前田さんの1000問の自分に向けた質問や、やってきた量を見て言ってるだけだろう、感想が浅いぞ」というかもしれません。確かにあの量は圧倒されましたし、ノート数十冊分の自己分析ができるとは思っていません。しかし、自分が「浅い」といっているのは量ではなく”質”のほうです。例えば、「自分が好きな食べ物は何か」という質問があったとします。自分を含めた大半の人は「ラーメン!寿司!焼肉!」という回答で完結してしまうでしょう。しかし、そこから「抽象化」する、この作業が甘かったです。つまり、一概に「ラーメンが好き」といっても、こってりとしたスープが好きなのかもしれないし、麺類が好きということの一環で好きなのかもしれないし、ラーメンが好きな友人と食事をするのが好きなのかもしれない。このように、細部まで紐解き、「本質的にはなにを好んでいるのか」を分析するのが甘かったなと感じています。

 前田さんのように、すさまじい量をこの質でこなせる自信はありませんし、する時間も十分に取れないのが現状ですが、この気付きが、今後の指針を決めるうえで助けになってくれたらいいなと思っています。

 

 今回は以上です!

 この本の感想についてはまた書くかもしれません。今回は”まとめ力”の観点から書かせていただきました。

 

 寒くなってきました。お体に気を付けてお過ごしください。

 ではまた!