さっきぃの休息所

大学生になり、今までの生活が一変する中で、自分が感じたことや悩んだこと、経験したことなどを綴っていきます。

7月末に開催される国際学会について思っていること

 

どうも、授業中ですが最後列を確保できたのでちょっとつぶやきを。。。

 

今回は、7月末に開催されるシンガポールでの学会について、思っていること(主に心配事)を書いていこうと思います。

 

1.英語が話せない

 まずは何といっても学会発表でしょう。多分発表10分質問5分とかだと思うのですが、この「質問5分」のためだけに3月中旬から英語に取り組んでいます。

 思えば英語からは逃げ続けてきた人生でした。中学3年生まではある程度授業にはついていけてたのですが、高校一年の春に英語の知識がすっぽりなくなる、記憶喪失のような出来事に遭遇しました。自分でも気づいていなかったのですが、高校一年の春、K先生に当てられて「environment」を「えんびろんめんと」と呼んで赤っ恥をかいたのを今でも覚えています。中学生まではそんな基礎単語絶対覚えていたのに、本当に不思議な体験でした。

 そこからはだましだましで定期テストを乗り切り(赤点もとったので騙しきれてないんですが)、高3を迎えました。受験勉強では、数学と理科を徹底的に対策し、英語はセンター対策だけの勉強でした。今思うと超ギャンブルだったと思います。中でも一番きつかったのが「単語勉強」です。単語帳がほんとに嫌いで、予定を立てても他人を巻き込んでも全く進まず、きれいな本だけが増えていきました。模試で「fridge(冷蔵庫)」が出てこず、「thing which keeps food and drink cold」と書いてでっかいバツをもらったのはいい思い出です。

 とにかく、齢22にしてようやく英語と向き合ったような人間が、国際学会で質問に答えるのなんて無理中の無理なんです。

 希望があるとすれば、過去に二回ほど、自身の研究トピックについて英語で議論が起こった時がありました。そのとき、発言はできませんでしたが、なんとなく何を議論していたのか理解できました。その上振れが引けるように、耳と語彙を鍛えないといけません。

 

2.海外が怖い

 今までの海外の機会は、高校一年の春と高校二年だけ、それぞれ一週間程度で、すべて先生の引率がついていました。ただ今回は、いろんなことを自身でやらなければならず、経験不足が如実に出ています。

 研究室の人間が皆グローバルすぎて、めちゃくちゃ言い出しにくいのですが、ほんとに海外怖いです。特に税関。いや全部。

 トラブったときに乗り越えられる知識も語学力もない。かといって事前に調べてもコロナを挟んでいて参考にできる情報が少ない。ほんとに心配でなりません。

 

3.この機会の位置づけ

 この学会は、自分の中でただ「国際学会の参加」だけが目的ではありません。これからの海外モチベーションの増減にもかかわってきています。

 今まで、「優秀な人間はみな英語がペラペラで海外モチベが高い」という固定観念がありました。それのせいで、自分も無理して海外を見据えて色々やってますが、正直別に海外で活躍したいとか微塵も思ってません。というか、二回しか行ったことない海外に「活躍したい」とか「活躍したくない」とかないでしょ。今回のシンガポールはそういう意味で、「自身が海外に対してどういうモチベなのか」を確認できる最初の機会だと考えてます。

 もし、ここでモチベが上がった場合、僕は今よりももっと英語について前向きになるでしょうし、留学生とかとも積極的に交流する人間になるでしょう。一方で、「別に日本でよくね?」となった場合、海外旅行で困らない程度の英語を学ぶ程度にとどまるでしょう。

 

4.とにかく今はひたすら準備

 そんな不安まみれのシンガポールなので、学会も入念に準備する必要がありそうです。想定質問や原稿作成だけでなく、豊富な専門用語や海外のルールなど、準備できるものは全部頭に詰め込んで臨みたいものです。